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はじめに
現在、オリオンビールでは多くの麦芽粕がダウンサイクルされており、アップサイクルできる余地がある。
また、沖縄県名護市の貧困率は全国の2倍となっており、食事や学校での活動などが思うようにできない子どもたちが多数いる現状である。
この2つの大きな課題を解決するために、私たちはこども食堂の子どもたちと麦芽粕を使用した商品開発を行っている。
商品開発について
このプロジェクトは3つの組織が協力して行っています。
沖縄高専は、商品のレシピを考案し、東京学芸大学、こども食堂に提供しています。東京学芸大学は、主にパッケージ案の検討を行い、沖縄高専が提案したレシピを元に実際に試作し、それらの感想と改善点などを提供しています。
名護こども食堂では、レシピを子どもたちと実際に作り感想などのフィードバックを得て商品のブラッシュアップを行っています。
沖縄Tacoスパ!!について
こどもたちとの試作を重ねた結果、タコライス風スパゲッティ「沖縄Tacoスパ!!」になりました。スパゲッティですが、タコライスを感じられる新しい商品となっています。
麺に乾燥酵母、ソースに麦芽粕を使用しています。乾燥酵母、麦芽粕を使用することで、アップサイクルに貢献しています。本商品が安定生産が可能になると、約2トンの麦芽粕を産業廃棄せず、再利用することが可能です。
プロジェクト取り組み、試食のアンケート
2022年9月にオリオンビール名護工場にて試食会を行いました。試食会では、Tacoスパのサンプルを用意し、42名の方にご試食、アンケートに回答いただきました。アンケート結果の一部を以下に掲載します。
Q1 今回の料理について満足いく味でしたか?
Q2 子どもたちの支援につながる商品として販売あるいは、名護市内の飲食店で提供された場合購入したいと思いますか?
Q3 沖縄高専、東京学芸大学など地域の大学や企業・団体の取り組みについて
試食、アンケートへ協力していただいた皆様へ、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
これからも子供たちのサポート拡大へ向けて、本プロジェクトを進めて参ります。
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